内部障害は外見上は特に異常が見られないことも少なくありません。そのため障害年金を受給の可能性がないと判断されてしまう場合があります。
しかし障害年金の受給は障害により日常生活や労働に制限があるか等により判断されますのであきらめずに請求してみることをご検討されては如何でしょうか?
ただし、内部障害の場合は初診日の特定が困難な場合があります。その場合でも可能な限り一緒に挑戦しましょう。
過去の病院の受診歴、健康診断結果等を元に調査いたします。
検査データも出来るだけすべてご提示ください。検査データの解釈について経験豊富な当事務所にご相談ください。
内部障害については身体障害者福祉法に7つの機能障害として分類されています。
・心臓機能の障害
・腎臓機能の障害
・呼吸器機能の障害
・膀胱または直腸機能の障害
・小腸機能の障害
・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害
・肝臓機能の障害
心臓機能の障害について障害年金の対象となる可能性がある疾患の一例を紹介します。
・狭心症
・心筋梗塞
・高血圧性心疾患
など
腎臓機能の障害について障害年金の対象となる可能性がある疾患の一例を紹介します。
・人工透析療法を受けている
・慢性腎不全(CKD)
・慢性腎炎
・ネフローゼ症候群
・慢性糸球体腎炎
など
呼吸器機能の障害について障害年金の対象となる可能性がある疾患の一例を紹介します。
・肺結核
・気管支ぜんそく
・肺線維症
など
膀胱または直腸機能の障害について障害年金の対象となる可能性がある疾患の一例を紹介します。
・膀胱がん
・直腸がん
・人工肛門造設
・新膀胱の造設
・尿路変更術の施術
など
小腸機能の障害について障害年金の対象となる可能性がある疾患の一例を紹介します。
・小腸の切除
・クローン病
・腸管ベーチェット病
など
ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害について障害年金の対象となる可能性がある疾患の一例を紹介します。
・エイズ(AIDS)/後天性免疫不全症候群
など
肝臓機能の障害について障害年金の対象となる可能性がある疾患の一例を紹介します。
・肝硬変
・肝がん
・肝細胞がん(ヘパトーマ)
など
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